Column コラム
今回はみなさんの身近にある開け閉めができる「チャック付き袋」の豆知識を紹介します。
① チャック付き袋の製造方法
「チャックテープ」と呼ばれるなが~いチャックを熱で溶着することで、袋にチャックが取り付けられています。
② チャックへのこだわり
このチャック付き袋、普段開け閉めしている開口側からはスムーズに開閉できますが、内容物側からは開きにくくなっていて、持ち運び中などに勝手にチャックが開いて、内容物が出ないようになっているんです!!
この秘密について、チャックテープを製造している出光ユニテック株式会社様に問い合わせてみると、驚くべきデータをいただくことができました!!!
《篏合強度》の比較データ
・開口側:12N/50mm
・内容物側:40N/50mm
開口側に比較して、内容物側はなんと3.3倍も硬くなっている!!
しっかりと利用方法を考慮して、細かい部分にもこだわって製造されているんですね。
③ チャック付き袋を使用するコツ
粉ものなどはチャックの溝の中に粉が入ってしまうと、思うように閉まらなくなってしまいます!それを予防するための2つのポイントを紹介!ストレスフリーでチャック袋を使っちゃいましょう!
[ ポイント① ]
チャックの凸側から内容物を取り出すと、粉が嚙み込む心配がありません。
[ ポイント② ]
万が一、凹側から出してしまったら、チャック部分を叩くと溝に挟まった粉が取れて、スムーズに閉まります。
普段、何気なく使用しているチャック付き袋ですが、いろいろな知恵と工夫が盛り込まれていましたね。
あわいひかりでは、このように暮らしの中でのちょっとした工夫やタメになるアイデアなどを引き続きドンドン発信していきます。ぜひご期待ください!
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取材・文
森本 未沙(海育ちのエバンジェリスト)