＜２日目＞　こむら返りと植栽

寝苦しい日が続いていますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
私の朝は、ベッドの隅に蹴とばしているタオルケット(絶対被って寝たのに)をキレイに四つ折りにしてベッドメイキングしたことにすることから始まります。

どこかの国の海軍の偉い方が学生さんに向けて贈ったコメントに「世界を変えたければ、ベッドメイキングから始めよう」というありがたいお言葉があるそうです。朝起きたときから小さな達成感を積み重ねていく。それがいくつもの達成感に繋がりその先の大きな成功、ひいては仕事や人生の成果にも繋がっていくという内容だったと思います。世界を変えようと志したことは恥ずかしながらありません。でも誰にも気づかれないことをコツコツやるのは好きなのでひそかに継続しています。

そんな自分勝手なルーティンが終わって台所に向かうまでの間に左ふくらはぎがピキッと痛むようになって数日が経ちました。寝苦しい夜にこむら返りを起こしかけているのだと気づくまで少し時間がかかりました。寝ている時のこむら返りは水分不足などが原因でなりやすいそうで、自分にもお水をたくさんあげないといけないと最近になってしりました。

自分にも、というのは我が家にはお水をたくさんあげないといけない方々がいます。心ばかりのお庭と家の周りに植えている植物たちです。

この植物たちとの出会いには少しエピソードがあります。
家を建てる終盤に設計士さんと外構やお庭をどうするかの打合せをしました。
※以下その時の会話の描写です。(何となくですが一部始終こんな感じです)


設計士さん　：　家の周りには植物を多く取り入れたいと思っています。


私　：　キレイだとは思うのですが植物の手入れをする自信がないですし、
　　　　　　　虫が寄ってくるのであまり植えるイメージはなかったです。


設計士さん　：　私は家にとっての植物は人間でいうと”お化粧”だと考えています。せっかくこだわって一緒に考えたお家をキレイに仕上げてあげたいと思うんです。それに虫は確かに寄ってきますが、そこに集まる虫や鳥たちなんかをみながらお子さんといろんな会話をしてもらうといいなって。












私　：　・・・・・　好きなだけ植えてあげてください！！



記憶の中では良い話に美化しすぎていましたが、思い返すと淡白な四コマ漫画のようなくだりをお届けしてしまいました。と、まぁそんなこんなで草木に囲まれたおうちになりました。

一応細かいお手入れはあまり気にせずお水をたくさんあげてくださいとのこと。
今の時期は朝や日中にあげると熱くなりすぎるので夕方や暗くなってから水やりするのがいいらしいのですが、その言いつけは無視して出来るときに水やりをしています。

環境問題的にもいい影響があるだろうと考えていたのですが、後で調べると芝生なんかはほとんどCO2排出量削減などの効果は無い様子・・・
葉が生えている木々にCO2削減を期待していると、やはりたくさんの虫が寄ってきました。

毛虫、蜘蛛、時には木の花に寄ってくる蜂、芝生に紛れ込んだ小さなバッタやカマキリなど多種多様な虫たちが遊びに来てくれました。

人の住んでいるところでもこうやってところどころにある木々を渡り歩いて虫たちが生きていくことで、少しは自然や環境に影響があるといいなと思う今日この頃でした。

子どもが何かを発見して興味津々の様子！お庭にいる小さいバッタさんを見つけたようです。
まんまと設計士さんの思い通りの体験をさせられてしまい、また自分とお庭の木々にお水をあげる毎日でした。
みなさまも熱中症とこむら返りには気をつけください。