Series 連載

地球の環境と家計を守るために始めた片道26キロの自転車通勤!
わたくし、自転車通勤部部長の林健二。
まだ部員1名ですが、お休みしつつなんとか続けていますが、いつまで続くことやら・・・

林 健二(リエゾン)

【第一食】車通勤のガソリン代は、朝うどん2玉と交換。

DAY.1

いつもは車で片道26km45分ほどの通勤を自転車でやってみようと思い立ち、
1年間乗ってないロードバイクをひっぱり出して
朝日を背に浴びつつ、ライジングサン林は薄暗い車道を静かにスタートしたのです!


自転車通勤にすると約3ℓ分のCO2が削減できることになります。
お金に換算すると、170円/ℓとして、約510円。
香川県で暮らして自然と身についた反射的なうどん換算で「2玉」はいける!!
ということで、「朝うどん」に立ち寄ってから出勤することにしました。

朝6:30~8:00(平日)の間だけ食べられると、コアなファンが多い「上杉食品」に向かいます。
健康も考えて、ワークアウトの記録もスタンバイ。


早朝5時半ということで車もなく、信号は沈黙。
通勤ラッシュと無縁の朝は、いろんなものが静かです。


そして、上杉食品さんに到着!!
同僚のざっくんこと岡崎さんも合流して、ふたりで温かい「かけうどん」。

もちろん2玉!
おいしゅうございました!


ざっくん、早朝からつきあってくれてありがとう!

上杉食品さんを出て、ここから会社まで残り7キロ。


交差点で同僚と遭遇、わたしの短パンから覗く色白の足をイジられているうちに信号が青!

朝早くから出社して、現場の準備をしてくれている同僚にあらためて感謝。


通勤とうどんをあわせて約2時間で会社に到着。
いつもは45分ほどの通勤が、なんと2時間!!

帰り道は、まっすぐ帰って約90分。
往復で1300キロカロリーを消費し、
夕食がいつも以上に美味かったことは言うまでもありません。

いつも見ているはずの通勤路の景色は、ゆっくり走るといつもと違って新鮮。
田植えを終えたばかりの水を張った田んぼ。
黄緑色の新緑の美しさ。
山間の道では、昔カブトムシを捕りに行ったときに嗅いだ、
カブトムシが居そうなあの匂い。

そして、ざっくんとのうどんや、いつもと違う同僚との会話。

「便利」の反対は、単に「不便」とはちょっと違っていて
いつもと違う豊かさを感じることができました。
「便利」を手にすると同時に忘れ去っていたものを、偶然発見した気持ちです。


これからも、自転車通勤を継続して
CO2削減と家計の支出削減、
そして、ささやかな豊かさを見つけてゆきたいと思います。
みなさんも、自転車通勤で小さな幸せを発見してみませんか。


  • 取材・文

    林 健二(リエゾン)