Series 連載

地球の環境と家計を守るために始めた片道26キロの自転車通勤!
わたくし、自転車通勤部部長の林健二。
まだ部員1名ですが、お休みしつつなんとか続けていますが、いつまで続くことやら・・・

林 健二(リエゾン)

【第六走】 冬眠から覚めました

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そろそろ漕ぎだしませんか?
同僚から、そう爽やかに誘われたら断る理由がありません。
休日出勤の土曜日を選んで、ゆっくりと遠回りしながら会社までの道のりを味わいます。


通勤路から逸れて、一歩山道に入ると、いつもとは違う、
ゆっくりとした時間が流れています。
決して、私の漕ぐスピードが遅いからではありません。


自転車だと、まあまあの至近距離で動物と出会います。
餌になる植物や虫が、春の陽気で地表に上がってくるんですね。
いろんな生き物が活動的になることと
自分がやっとバイクでロードに出たことが重なって、
自分の中にある生き物の血をひしひしと感じつつ、ペダルを踏み込んでいきます。
365日もの時間をかけて太陽を巡る地球の軌道が春夏秋冬を生み、
今まさに生命の隅々まで行きわたる芽吹きの季節を感じています。
これぞ、休日出勤の妙!ですね。
途中で立ち寄った道の駅には、
これまた地面からニョキニョキ生えてきたタケノコがずらり。
ここにも、春の命が沸いています。


待ち合わせのうどん屋さんに、なんとか時間までに到着。
土曜日だけ、早朝から開店しているこの店に、仲良しの同僚夫婦が付き合ってくれました。
うどんのボリュームと相まって、若い二人の生命力を感じます。


「自転車、そろそろやりましょうよ!」と、こんな笑顔で声をかけてくれたので、
「じゃ、そろそろ自転車やろうか!」と頑なに動かなかった重い腰があがりました。
車庫で冬眠していたロードバイクが長い眠りから目覚めた瞬間でした。
新年から一緒に働かせてもらっている同僚夫婦は、
4月いっぱいで四国を離れ、本拠地に帰っていきます。
今日はとても良い思い出になりました。
お互いに別の場所で頑張ることになりますが、また自転車でうどん巡りをしたいですね。

やっとこさ、太陽からの光が北半球にまわってくるこれからの季節、
山々を色とりどりの緑が覆うようになり、私の好きな山笑う季節が始まりました!

自転車部、ついにシーズンインです!!!

  • 取材・文

    林 健二(リエゾン)